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国立民族学博物館 [関西]

体調がようやく回復してきました。乳酸菌のおかげかな??
ところでつい最近、国立民族学博物館(民博)に行ってきました。

太陽の塔で有名な万博公園の中にある博物館です。世界のいろいろ民族が使っているものなどが展示されています。ここは世間ではあまり知られていないかもしれませんが、大学院もあります。正式には総合研究大学院大学とちょっとよくわからない名前がついています。基本的には研究している人たちだけで、民族学や文化人類学を研究されている人たちがたくさん働いています。博物館自体も展示のやり方や教育なども研究対象になるそうです。

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たまたまの縁で民博と知り合ったので、民博で展示物の説明を聞いてきました。世界各地から収集してきた様々なものが展示されています。この博物館が他と少し違うのは写真を撮ってもいい、手に触れてもよいということです。もちろんすべての展示物に触れても良い訳でなく、手に触れると問題があるものはガラスの中に入っていたりします。

オセアニアからアメリカ、中東、アフリカ、ヨーロッパと言う風に地域別に分けて展示されています。日本や東アジアもあります。現在は東南アジアと南アジアは展示物を変えたりしているので、観ることができませんでしたが、近々展示物を見ることができるなるそうです。中東のコーナーではベリーダンスの衣装を着て、踊っている人形があったり、アフリカのカフェがあったり、現地で購入して日本に持ってきて、組み立て直すそうです。中には韓国の民家などもあり、民家の移設は凄く経費もかかっているのではないかと思います。モアイ像はレプリカでしたが、レプリカもかなりたくさんあり、これまた品質レベルが高いので見応えはあります。地域別以外には言語と音楽だけ別に展示コーナーが作られています。

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ここは研究機関でもあるので外国からの研究のために滞在している人も多くて、たまたまですが、シリアから来られている方にもお会いしました。現地の話を少し聞いたのですが、大変な様子がすこしわかりました。タイ人、イギリス人にも出会いました。いろんな国から研究者がここに集ってくる様子を知りました。また、学校なので図書館もあり、ここの設備もなかなか良い感じでした。

博物館の中には食堂もあり、ショップもあり、場所柄世界のビールが飲めたり、お土産もここだけという限定商品から世界のものまでいろいろありました。この大きな空間を運営するは大変だろうなと思いますが、そこで働く研究者のおかげで私たちは千里山で世界各地の珍しいものを見ることができます。好きな人には1日いても飽きない空間だと思います。

個人的にはローマ帝国の遺跡から発掘されたものが展示されていると良かったと思いましたが、それはなかったです。(苦笑)


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