SSブログ

LKY [東南アジア]

3月に入り風邪を引いてしまいました。今回の風邪は扁桃腺がすごく腫れて、痛かったです。実は父親が扁桃腺が腫れて、痰が喉につまってぽっくり亡くなったのが15年前、当時はラオスいたので死に目には立ち会えず詳しいことはわからないのですが、そのことを一瞬思い出しました。それでもまあ死なずに病院へ行って薬飲んでいたら、2月からあまり調子が良くなかった体調も風邪の回復と共にようやく持ち直してきてました。東京に行ったりしていたので少し忙しかったのですが、ようやく時間が取れ、21日は大阪城を久しぶりに走ることができました。走るのはすぐに慣れると思います。やはり健康でいられることがいかに貴重かと感じた2月3月です。

病気と言えば前から気になっていたリー・クワンユー(LKY)元首相の訃報が今朝ありました。シンガポールのラジオ局は朝から追悼番組をやっていました。政治にはあまり詳しくはないですが、尊敬するリーダーの訃報は悲しくもあります。シンガポールに住んだことはないですがシンガポールの同じ地域の東南アジアに長ったし、インドネシアのバタム島からシンガポールを眺めたことを思い出します。

P1050595.jpg 

第2次世界大戦が終わって、シンガポールがマラヤ連邦に合流したものの、1965年にマラヤ連邦から追い出されて独立。このときは首相だったLKYはマレーシアから独立したくはなかったものの、泣く泣く独立させられ、今ではGDP一人あたりの所得は日本を上回るような国に発展した功績はLKYなしにはできなかったと思います。ISEASなどのシンガポールの高等教育機関にも凄く興味がありますが、国立シンガポール大学にはLKYスクールという公共政策を勉強できるところが一番興味がありました。

今でも覚えているのはシンガポールから空港まで乗ったタクシードライバーと話したこと。そのドライバーには娘さんがいて、学校の成績が良かったので、奨学金までもらって大学卒業できたこと、彼女のことを誇りにして、そしてシンガポールでは能力があれば道が開かれることを彼は話していたことです。もちろん、シンガポールで競争に勝ち残るのは大変だと思うし、友人に聞けば、サラリーマンは9時10時まで働くことになり、日本人と変わらない生活をしているし、(それに徴兵制で軍隊にもいかないといけない)、学校の勉強もかなり大変だと思うけど、移民を受けて入れることで新たな課題もできているので、彼の国もこれからの舵取りは大変だと思います。

LKYの子供であるリー・シェンロンが今の首相ですが、リー・シェンロンも先月、前立腺がんの手術を受けたばかりです。(彼も尊敬すべきリーダーです。)

RIP Lee Lwan Yew 

 10532804_10153146997597920_1028233786096990581_n.jpg


nice!(25)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 25

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

国立民族学博物館ローマ人の物語43 ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。